〇〇感想ブログ

もろもろの感想をまったり綴るブログ。育児のことなども。ゆるーく更新していきます♪

【スポンサーリンク】

最近観た映画、『暗黒女子』

こんにちは。

最近、Amazonプライムビデオで『暗黒女子』を観ました。

適当に検索していて、Amazonのレビューが☆3.8でそこそこ高かったので観ることに。
清水富美加が出てるくらいの事前情報のみで観たところ、おもしろかったのでレビューしようと思います。

 

『暗黒女子』とは

2017年4月公開の映画で、清水富美加、飯豊まりえのダブル主演。

暗黒女子

公開当時は、清水富美加の出家騒動の真っ只中!

当時の芸能ニュースで、主演映画は予定通り公開予定とか言われていたのは、この映画だったんですね。

原作は小説です。イヤミス(嫌な気持ちになるミステリー)なーんて言われてるようです。
一応ネタバレなくストーリーを紹介すると、ザ・お嬢様学校なミッション系女子高を舞台に、学園一の人気者(飯豊まりえ)の死をめぐって、文学サークルのメンバーが自作の小説を朗読していき・・・という感じです。

ネタバレしないようにするとなると、このくらいしか言えないです。笑


予告編では「あなたの予測をすべてブチ壊す驚愕のラスト24分」なんて謳っています。

・・・が、個人的に予告編はけっこうネタバレしてると思うので、もし、この映画をこれから観ようと思う方は、予告編を見ないことをオススメします。

 

以下、少しネタバレを含みます。

 

良かったところ

そりゃもう清水富美加先生ですね。

ザ・お嬢様学校の雰囲気とあいまって、なんだか宗教的な美しさすら感じてしまいます(他意はありません)。

そもそも女子高生の死についての朗読会という、幻想的なシチュエーションなわけで、映像が美しいことはもはや義務付けられています。小説でなら読者の想像力でいくらでも美しくなるところですが、実写で違和感なく演じ切った清水先生はさすがですね!
思わず先生呼ばわりしてしまいます。


また、集まったメンバーが5人順々に自作小説を朗読するという、まっっったく代わり映えしない展開にもかかわらず(私は2人目で「え、これ全員やるの?」とげんなりしかけました)、退屈させない構成力はさすがです。

『桐島部活やめるってよ』的に段々と複数の視点により真実が明らかになる感覚がある一方で、次から次へと矛盾が、謎が、芥川龍之介の『藪の中』的に増えていく感覚。絶対に揺らがないと感じたところさえ、次のシーンではあっさりと不確かなものになってしまいます。


そして!全てが明らかになるラスト!!

 

気持ちいいいいいいいい!!!

 

退屈しない。

 

そして気持ちいい。

 

これはミステリーサスペンスものにとって生命線ですからね。

 

しっかりとそこがクリアされているところは非常に高ポイントです!

 

ここがイマイチ

男性教師役が今ハヤリの千葉雄大なのですが、ちょっと影が薄いように感じました。俳優がというより、演出というか、なんというか・・・。
思わず「お前かーい!」って言いたくなります。笑


予告編が壮大なネタバレ。
最後の最後の結末はもちろん予告編からではわかりませんが、本編を観たあとに予告を観ると「え、こんなところもまで見せちゃうの!?」と思うほど。


また、映像が全体的に何かお粗末・・・。先ほど全体の雰囲気を褒めたのと矛盾するようですが、どこかちゃちい作り物めいているというか。

画面の説得力という意味では、『見えない目撃者』に数段及ばない印象です。

まぁ、本格的にしてしまうと、年齢制限がかかるので仕方がないのかもしれません。
かといって、本格体に映像化されると怖くて観れないんですけどね!

 

まとめ

繰り返しになりますが、退屈しない、かつラストにちゃんと気持ち良さを感じさせてくれる作品でした。

これってすごく大切なことですよね。

私は最近、映画館で観ても夢中になれないと居眠りしてしまうこともあるんです。(ある意味夢の中です。)
お金払って映画館で観ても居眠りしちゃうんです!
家でAmazonプライムで観るとなると、途中で観るのやめてしまったりすることも・・。
その点、この作品はノンストップで観ることができました。

観賞後は爽快感もあり、観て損はない作品だと感じます。
ストーリー自体はイヤミスなんですけどね!

 

映画公開当時は作品自体知りませんでしたし、Amazonプライムビデオで発見しなければ観ることもなかったと思います。

こういうことがあると、Amazonプライム会員になっててよかったな~とか思っちゃいますよね。他の動画配信サービスでも同じでしょうけど!
プライム会員だったら暗黒女子観れますので、お時間のある方は是非!

プライム会員でない方は、無料期間もありますよ。 


ここまでお付き合いくださり、ありがとうございます。

それでは、このへんで。