日々猫だらけ ときどき小鳥【読書感想】
こんにちは。
先日、サイン本の話をしました。
結論として、普通に大切に読むことになりました。
そして、無事読み終わりましたので、備忘としてその感想を。
毎度のことながら主観100%です。
ネタバレもあります。
日々猫だらけ ときどき小鳥
声優 浅野真澄さん(以下、ますみん)の書下ろしエッセイです。
野良出身の猫を4匹と、オカメインコなどの小鳥2羽を飼っています。
そんな猫と小鳥たちの過去、家族になるまでの経緯や今のことなどを綴ったエッセイです。
ますみんのまっすぐな愛情に涙・・・
昔からますみんが好きで、ラジオをよく聴いていたのですがラジオでもは言葉を選ばず(いや、ますみん的には言葉を選んでいるのかも?)まっすぐな表現で色々喋っている印象ですが、このエッセイでも猫たち、鳥たちに向けてまっすぐな愛情を注いでいる姿に思わず涙・・・。
特に印象的だったのが、飼い猫のうちの1匹、白い猫(おもち)がリラックスする姿を見ると、会ったこともないおもちのお母さんを思う・・・というところ。
グッ・・・と胸に響くものがありました。
野良時代、過酷な状況でどうやって母猫はこの子猫を守ってきたのだろう、この子がこんなに穏やかな性格なのは母猫の愛情ゆえだろう、今は我が家で性格そのままで穏やかに暮らしていると母猫に伝えたい、と。
私も昔、野良出身の猫を子猫から飼っていたのでよくわかります。(´;ω;`)
飼っていた猫との大切な思い出や、言いようのない愛情を言葉にしてくれています。
初めて猫と暮らして思ったことや、発見など、猫を飼ったことがある人なら「わかる~!!!」となること請け合い。
1匹1匹、1羽1羽に濃厚なエピソードや名前の由来があって、時には笑い、時には涙を流しながら一気に読んでしまいました。
旦那さん 畑先生の愛情も胸アツ
ますみんのご主人は漫画家の畑健二郎先生です。(代表作は『ハヤテのごとく!』など)
畑先生の猫たち、鳥たち、ますみんに対する愛情ももう胸アツで・・。(´;ω;`)
ますみんのラジオを聴いていると畑先生の菩薩具合がよくわかるのですが、エッセイでもとてもやさしく愛情深い様子がよくわかります。
漫画家ってハードスケジュールな印象があるのですが、そんな合間を縫って猫たち鳥たちと過ごしていることを想像すると、もう・・・(´;ω;`)
ひよりちゃんの話は涙なしには読めません・・!
読み終わって
昔飼っていた猫に会いたくなります・・・。泣
とてもハートフルで心が温まります。
ますみんの読みやすく、心地よい文章だからかな、まっすぐ伝ってきます。
鳥も好きな私にはクリーンヒット。
オカメインコのアビちゃんとのエピソードも好きだし、スズメのケダマのエピソードも好き・・・。
発行日が2月22日だったり、全22編だったり、【ねこ】にこだわったエッセイです。
こんな人にオススメ
・猫が好き/飼っている/飼っていた
・小鳥好き
・ますみん、畑先生が好き
・ほっこりしたい人
月1冊、本を読もうと年初に目標を立てましたが、2月は読めなかったので、このエッセイが2月分ということで。(相変わらず自分に甘いw)
ここ数か月ずっと少しずつ読んでいる本があるので、3月中に読み切ろう。
それでは、このへんで。