空飛ぶ広報室に裏切られた秋
こんにちは。
最近ようやく涼しくなってきましたね
相変わらずドラマを観まくっている私ですが、この度、『空飛ぶ広報室』を観終わりました。
そして、信じがたい裏切りを受けました・・・。
まあ、先に結論をいうと、単に最終話が衝撃的につまんなかったというだけですが(笑)
最終話のツッコミどころ満載具合と言ったらもう・・・
震災の悲惨さが延々語られますが、それはそれでものすっごく大切なことですが、とりあえずドラマに求めてない!不要なシーン多すぎ!
新垣結衣と綾野剛が抱き合うのを盗撮し、あろうことか結婚報告を関係各所にばらまく元上司・・
しかも、あろうことかそれを、まるで一大プロジェクトが成功したがごとく職場で喜ぶ同僚たち・・・
これは、もはやつまらないを越えて生理的に気持ち悪い!
しかも、そのあとなし崩し的にみんなそれぞれ結ばれていく様子も、とてもとても気持ち悪い・・
とまあ、挙げたらきりがないんですが、私にとってはこのつまらなさは、単に「つまらなかった」で済まされない衝撃があったのです。
衝撃1 信頼する野木亜紀子先生の作品なのに!
やっぱりこれですよねー。
このブログでも何度か言った通り、私は今脚本家でドラマを観る、というのにはまっています。
そして、私が最も信頼を寄せているのが、古沢良太先生と野木亜紀子先生です。
野木亜紀子先生と言えば、逃げ恥は言わずもがな、アイアムアヒーロー、アンナチュラル、MIU404と、我々夫婦が観てきた映画やドラマは全部大当たりという、面白い作品を世に放ってきた天才脚本家です!
それが、なんでや・・・
才能って枯れるのでしょうか。(単に私が最近観たというだけで、公開年的には空飛ぶ広報室はむしろ初期作品です)
衝撃2 最終話のせいで作品全部がつまらなく思える
これも、私にとっては衝撃でしたねー
というのも、空飛ぶ広報室って基本的に1話完結なんですよ。
で、各話それなりに面白いわけです。
だから、最終話がいくらつまらないといっても、それは単にたくさんあるお話のうちたった一つがつまらなかったというだけで、全部がつまらなくなるわけではないはずじゃないですが。
それなのに。
見事にそれまでの話の印象までひっくり返っちゃいました。
あー、そういえばもともとなんかみんな職場でヘリコプターの真似バラバラやったり、やたらうざい職場だったなー、とか、最終話から逆算的に他の話までつまらなく見えてくるんです。
そんなわけで、空飛ぶ広報室は私にとっては衝撃的につまらない話となりました。
コロナの影響でドラマを多く観るようになってから、野木さんと古沢さんの作品を中心に観ていることもあり、面白いドラマばかり観てきたし、大好きなガッキーも出てるし、アマプラの評判もすごく良いし、実際各話もそれなりに面白いし、絶対に面白いはず!!!と期待しまくっていました。
信じていたものに裏切られるってつらいですね。
そんな、ちょっと大人になった秋の日でした。